Conneの導入背景を教えてください。

当社は、青森を拠点に注文住宅や集合住宅などの建築工事を中心に設計施工を行う会社です。
当時、現場の進捗を管理していたグループウェアがサービス終了することになったことが、Conne導入を検討する直接的なきっかけでした。
以前は部署ごとに違う情報共有ツールを使っていたり、作業員の方はそもそもツールを利用していなかったりと部署を横断しての情報共有については課題感がありました。Conneであれば部署単位での情報共有も組織全体での情報共有も1つのサービスの中で集約できる点が導入の決め手となりました。
現在はConneを全社員が活用しており、Conne1つで全社及び部署内の情報共有ができる体制ができております。

Conne導入で新しい取り組みも。柔軟にやりたいことを叶えられる。
具体的な運用方法について教えてください。
スペース
全社の案内スペースのほか、現場スペース、アルコールチェック、入電メモなど目的別にスペースを作成しています。
入電メモのスペース:誰から電話があったのかを記載し、対応したかどうかを記載するのでスムーズに運用ができています。
熱中症対策スペース:熱中症対策の義務化もあり、熱中症のスペースも今年新しく作成しました。
熱中症アラートの共有や実際に熱中症になった時の具体的な対応手順等をドライブで共有しています。
また、法改正や安全管理のところはConneで情報の共有をするようにしています。
ワークフロー

ワークフロー機能では、会社への要望書や出張申請書、事故報告書などの書類の回覧に利用しています。
従来紙で行っていたものを移行した書類もあれば、会社への要望書については新しくワークフローを導入後に取り入れた書類になります。
今まで定期面談もしくは直接口頭で要望を伝える形でしたが、専務だけに回覧されるフローで、社員が都度要望を上げやすい仕組みを新たに作りました。
回覧のフローは、目的や予算によって変えています。これにより、申請者に「どういう目的で予算を使うのか」という意識付けを行いたいという教育の面でも活用しています。
また、事故報告書では、従来は口頭で総務に報告し、それを紙で記録に残していましたが、口頭だと必要な項目の聞き漏れがあったため、ワークフローひな形機能に必要な項目を設定することで、情報の聞き漏れがなくなりました。
複数のツールからConneに集約。
ツールを集約化したことにより業務が改善された実感はありますか。

現場の人も内容をすぐに確認ができるため、連絡がしやすくなりました。
また、今まではその都度メールで送っていた書類をドライブにデータを入れておくだけで共有ができるようになった点や、社内の申請書やマニュアルもConneでまとめて確認ができるようになったという点で業務効率化を実感しています。
どのように社員全員へConneの浸透を成功させましたか。
導入時には、全社員のアカウント設定と職種に合わせた説明会を開催しました。
職種によって利用方法が異なるため、各職種に合わせた利用や運用方法を現場サポートのカスタマーサクセスの担当の方と一緒に説明会を開催しました。
現場の人はパソコンを使わないので、モバイルアプリを前提とした内容の説明を行うなど、それぞれに合わせた説明会を行い、浸透を図りました。
部署ごとの説明会及び、Conneのシンプルで分かりやすい操作感のため、導入後はスムーズに社内浸透を図ることができました。
Conneを利用して今後挑戦したいことはありますか。
Conneを利用したことにより、ツール集約をした後にやりたかったことのほとんどはできるようになったと感じています。
用途に応じて連絡スペースの作成や外部の人を呼ぶことができるので使い方の幅は広いなと思います。
今後は、協力会社だけでなく業務上関わりのある学生さんとのやり取り等にも活用していけたらいいなと思っています。
Conneの導入を検討されている方へ一言メッセージをお願いいたします。
迷っているのであれば、一度使っていただければ懸念している大体のことは解消すると思います。試していないで迷っていてもなにも分かりませんので…
課題をまとめた上で、フリープランでお試ししてみるとよいかと思います。