建設業では、社内外の関係者と連携しながら現場を進めます。スムーズなコミュニケーションを実現するには、ビジネスチャットツールの導入が必須といえるでしょう。

しかし多様なビジネスチャットツールが存在するため、最適なツールを見つけるのは簡単ではありません。

本記事では、建設業におすすめのビジネスチャットツール7選や、失敗しない選び方を紹介します。ビジネスチャットツールの活用例や導入メリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.ビジネスチャットツールとは

ビジネスチャットツールとは、テキストや画像、資料を共有しながら社内外の関係者とコミュニケーションを取るツールのことです。事業部門やプロジェクトごとにグループチャットを作成することで、グループに参加するメンバーだけで情報共有ができます。

ツールによってはチャット機能だけでなく、タスク管理やカレンダー機能なども加わったグループウェアタイプや、社内SNSとして使えるタイプのものがあります。

①基本機能

ビジネスチャットツールの基本的な機能は、次のとおりです。

グループチャット機能 プロジェクトやテーマごとにグループを作成できる機能
音声・ビデオ通話機能 メンバーと音声や映像を使って会話できる機能
ファイルのアップロード機能 文書や動画、写真ファイルを共有できる機能
社外関係者の招待機能 社外の担当者ともチャット内で会話できるようになる機能
スレッド機能 メッセージに対する返信でスレッドを作成できる機能
リアクション機能 メッセージに対して「いいね」などのリアクションを取れる機能
既読機能 相手がメッセージを読んだかどうかを確認できる機能

②メールとの比較

ビジネスの連絡手段として使われているメールとチャットツールを比較すると、メールの方が宛名や挨拶文、署名などが必要で堅苦しい印象です。ビジネスチャットツールなら、簡単な挨拶や絵文字、スタンプ、リアクション機能を利用できるため、ちょっとした内容でも気軽にコミュニケーションが取れます。

またメールは宛名に設定した人しか内容を確認できず、閉鎖的な中で連絡を取ることになります。対してビジネスチャットツールではメンバー全員が閲覧できるので、よりスピーディーな情報共有が実現します。

2.建設業におけるビジネスチャットツールの活用例

社内外のコミュニケーションを円滑化できるビジネスチャットツールは、建設業でも利用されています。ここでは、建設現場でどのように使われているか活用例を紹介します。

①現場の様子を写真付きで投稿

現場の進捗状況を、簡単なテキストメッセージと写真を添付してチャット内に投稿できます。そこにコメント返信や「いいね」のリアクションもでき、リアルタイムの情報共有が可能です。

紙ベースで工事の進捗を管理している場合、現場に出向いて状況を確認したり、会社に戻って報告したりする必要があります。ビジネスチャットツールを使って写真も投稿すれば、現場と会社を行き来せずにリアルタイムで進捗状況を共有できます。

②現場ごとのタスク登録・管理

ビジネスチャットツールの中には、現場ごとにグループを作成し、タスク登録や管理ができるツールもあります。管理者は担当者を選んでタスクを依頼でき、現場ごとの進捗状況を把握しやすくなります。

業務が可視化されるため、現場で取り組むべきタスクの漏れがなくなり、優先順位をつけやすくなるでしょう。

③協力会社と予定共有

ビジネスチャットツールの招待機能で外部の協力会社も参加でき、チャット内の会話はもちろん、スケジュール機能で予定共有も可能です。

工程や図面の変更が多い建設現場では、協力会社との密なコミュニケーションが欠かせません。お互いの予定を一目で確認できるので、情報共有不足によるムダを削減できます。

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3.【無料版も】建設業におすすめのビジネスチャットツール7選と比較表

次に、建設業におすすめのビジネスチャットツールを紹介します。各ツールの概要を比較表にまとめました。

名称 無料版 機能・特徴 コスト サポート体制
現場クラウドConne 操作しやすく、誰でもストレスなくチャットや情報共有ができる。 ・初期費用0円
・月額1万円〜
ANDPAD 不明 現場の効率化や経営改善までサポートする。 ・初期費用10万円
・月額3.6万円~
クラフタ ツール内の広告掲載で、全機能を無料で利用できる。 ・初期費用0円
・月額0円
テラ施工管理 トーク、現場登録、報告書作成機能を完全無料で利用できる。 ・初期費用0円
・月額0円
LINE WORKS ビジネス版のLINEで、現場のコミュニケーションを活性化できる。 ・初期費用0円
・1ユーザーあたり月額450円〜
◎※有料もあり
Chatwork 高いセキュリティ水準で、チャット、タスク管理機能などを利用できる。 ・初期費用0円
・1ユーザーあたり月額700円〜
direct チャット機能に加え、タスク管理やチャットボットも利用できる。 ・初期費用0円
・月額6,000円〜
⚪︎※有料

※2023年9月時点における情報をもとに記載しています。

①現場クラウドConne

出典:現場クラウドConneのホームページ

特徴

・簡単な手続きで無料版も使える建設業向けコミュニケーションツール
・アプリを使って現場に必要な図面や工程表にどこからでもアクセスできる
・チャット、ドライブ、スケジュール、案件管理機能などが利用可能

費用

初期費用 0円
ランニングコスト 1万円~(20ID) ※無料版あり
その他オプション 容量追加が可能 100GB/2,000円

お客様の声

・パソコンを開かなくても連絡が取れるので、スムーズに情報共有できるようになった
・現場の作業員と、電話やメールよりも密なコミュニケーションが取れるようになった

②ANDPAD

出典:ANDPADのホームページ

特徴

・導入企業数No.1のクラウド型建設プロジェクト管理サービス ・チャットには読んだ人にボタンを押してもらう確認機能が利用できる ・チャット内で未読の人に確認を促すことも可能

費用

初期費用 10万円
ランニングコスト 3.6万円~(60ID)
その他オプション 導入サポート研修 10万円/回

お客様の声

・工期のズレや工程の変更をFAXで連絡していたが、チャット機能を使うことで連絡がスムーズになった
・資料や写真の管理機能もあり、過去の図面を簡単に検索できるようになった

③クラフタ

出典:クラフタのホームページ

特徴

・職人さんでも使いこなせるシンプルな施工管理アプリ
・LINEのようにチャットでメッセージを送信できる
・ツール内に広告を掲載することで全機能を完全無料で提供している

費用

初期費用 0円
ランニングコスト 0円
その他オプション

お客様の声

・案件情報をスマートフォンですぐに確認できるようになった
・登録時にメールアドレスは必要なく、電話番号だけで済むので職人も使いやすい

④テラ施工管理

出典:テラ施工管理のホームページ

特徴

・トーク、現場登録、報告書作成機能を完全無料で使える施工管理アプリ
・グループトークを作成でき、既読した人を確認できる
・掲示板に現場情報を登録でき、写真や地図の共有が可能

費用

初期費用 0円
ランニングコスト 0円
その他オプション

お客様の声

・現場ごとにチャットグループを作成でき、進捗管理が効率的になった
・これまでは現場の住所を何度もGoogleマップで検索していたが、アプリの現場登録機能で地図をすぐ確認できるようになった

⑤LINE WORKS

出典:LINE WORKSのホームページ

特徴

・現場の効率化に役立つビジネス版LINE
・トーク機能はもちろん、ドライブ、アンケート、スケジュール管理機能などが利用できる
・図面や工程表などをトークや掲示板に投稿することで、情報共有を促進できる

費用

初期費用 0円※パートナー会社によって異なる
ランニングコスト 1ユーザーあたり450円〜 ※無料版あり
その他オプション Drive100円、アーカイブ300円など

お客様の声

・朝礼で配布していた紙の工程表を廃止して、アプリで進捗状況を共有しながらコミュニケーションが取れるようになった
・トラブルが発生した際、現場に迎えない場合でもトークですぐに状況を確認できる

⑥Chatwork

出典:Chatworkのホームページ

特徴

・幅広い業界で使える国内利用者数No.1の中小企業向けビジネスチャット
・グループチャット、タスク管理、ファイル管理、ビデオ・音声通話機能が利用可能
・高いセキュリティ水準で、無料プランから利用開始できる

費用

初期費用 0円
ランニングコスト 1ユーザーあたり700円〜 ※無料版あり
その他オプション

お客様の声

・メールや電話の数を削減でき、文字で残すことで「言った、言わない」のトラブルが起こらなくなった
・現場の作業員でも使いやすく、既読はつかないがリアクションを取れることで、誰が読んでいるかを把握できる

⑦direct

出典:directのホームページ

特徴

・基本的なチャット機能だけでなく、タスク管理やチャットボットも利用できる
・タスク依頼やスケジュール調整、掲示板などの機能が搭載
・チャットボットとの連携で業務の自動化を実現

費用

初期費用 0円
ランニングコスト 6,000円〜(10名まで)
その他オプション 導入支援サービス費用15万円

お客様の声

・複数の現場を管轄しながら、現場とのコミュニケーションを円滑化できた
・関連会社との日程調整にチャットボットを導入し、事務作業を自動化した

4.建設業でビジネスチャットツールを使うメリット

次に、建設業でビジネスチャットツールを使う4つのメリットを紹介します。

①現場の状況をリアルタイムで共有

ビジネスチャットツールの活用で、現場の状況をリアルタイムでチームメンバーに共有できます。メールや電話よりも、チャットツールの方が気軽に写真や動画付きで連絡が取れるため、離れた場所からも現場の状況を把握しやすくなります。

②業務効率化の実現

ビジネスチャットツールで業務効率化が実現します。図面や工程表の修正が起こると、紙で管理している場合は会社に戻って反映させる必要があります。そこでチャットに変更内容を投稿すれば、会社に戻る必要がなくなります。ムダが減って業務効率化につながる点がメリットです。

③会話を記録して検索が可能

ビジネスチャットツールに会話をテキストで記録できるので、言った言わないの水掛け論を防止できます。電話だけで会話していると伝達内容を忘れてしまうことがありますが、チャットでテキストとして残すと、検索機能ですぐに確認が可能です。

④協力会社を招待して連携強化

社内だけでなく協力会社も招待できるビジネスチャットツールなら、協力会社との連携を強化できます。現場ごとにチャットのスペースを立ち上げて連絡を取り合うと、スケジュールや情報を共有しやすくなり、スムーズな連携が可能です。

5.ビジネスチャットツールの失敗しない選び方

ビジネスチャットツールには数多くの種類があるため、どれを選べばいいかお悩みの方もいるかもしれません。ここでは、ビジネスチャットツールの失敗しない選び方を紹介します。

①使いやすさ

ビジネスチャットツールの追加やすさを確認しましょう。普段パソコンを仕事で使わない人が多い建設業では、誰でも直感的に操作できるチャットツールがおすすめです。

②機能

機能が多すぎても使いきれずコストがかかるだけになってしまうので、自社に必要な最低限の機能を利用できるビジネスチャットツールを導入しましょう。そのために、ビジネスチャットツールでどのような課題を解決したいか明確にすることが大切です。

③サポート体制

導入や運用をスムーズに行うために、サポート体制が充実しているチャットツールがおすすめです。ベンダーによってはサポートにコストがかかる場合もあるので、事前に確認しましょう。

6.ビジネスチャットツール選びに迷ったら

建設業でビジネスチャットツールを導入するなら、使いやすさやサポート体制を重視して選びましょう。パソコン作業が苦手な人でもストレスなく使えて、充実したサポートコンテンツを利用できる、現場クラウドConneがおすすめです。
現場クラウドConneなら、チャット機能で現場情報を共有できるだけでなく、工事関係のデータやスケジュールも可視化できます。 現場クラウドConneを導入してコミュニケーションの活発化につながった事例を見てみましょう。

①電話、メール、FAX、SNSなど複数の連絡手段を統合|鹿児島県中小企業家同友会

鹿児島県中小企業家同友会では、電話やメール、FAX、SNSなどの連絡手段が混在し、情報伝達が非効率になっていました。そこで現場クラウドConneを導入して連絡手段を統合したところ、迅速な情報伝達や意思決定ができるように。 さらに、研修内容や報告書をドライブで共有し、資料の保管にも活用しています。


>>>>鹿児島県中小企業家同友会の事例はこちらから

②協力会社とのコミュニケーションを活発化|MBC開発株式会社

MBC開発株式会社では、協力会社と連携をとり施工管理業務を効率化するために、現場クラウドConneを導入。現場ごとのスペースを作成し、協力会社の担当者を招待することで、連絡やデータ共有を行っています。 アプリ導入後は密なコミュニケーションが取れるようになり、電話の使用数が3割〜5割減ったといいます。


>>>>MBC開発株式会社の事例はこちらから

7. まとめ

本記事では、代表的なビジネスチャットツールや建設業で導入するメリットなどを解説しました。ビジネスチャットツールは使いやすいものが多く、導入の敷居が低いツールです。コミュニケーションが活発化し、社内の風通しが良くなる効果があります。 現場クラウドConneは、建設業に特化したコミュニケーションツールです。チャット機能に加えて、タスク管理やデータ共有、スケジュール管理機能を利用できます。専任スタッフによる個別サポートで、全社員に浸透するように運用前から運用後まで、徹底的にサポートしております。 無料版もご利用いただけるので、建設現場向けのビジネスチャットツールをお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。


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